キッチン換気扇は、調理中に発生する煙や油分を排出する重要な役割を果たしています。
しかし、長期間掃除を怠ると油汚れがたまり、換気効率が低下するだけでなく、火災のリスクも高まります。

ここでは、換気扇のお手入れ方法をご紹介します。

必要な道具

1. ゴム手袋
2. 中性洗剤
3. 重曹
4. スポンジまたはブラシ
5. 歯ブラシ（細かい部分用）
6. 拭き取り用のクロスまたは布
7. 新聞紙またはキッチンペーパー
8. 大き目のビニール袋

手順

１．電源を切る

掃除中の誤動作を防ぐために電源を切ります。コンセントなど抜ける方は抜いてください。

２．フィルターの取り外し

換気扇のフィルターを取り外します。フィルターの取り外し方法は機種によって異なるので、取扱説明書を参照してください。

３．フィルターの浸け置き

シンクやバケツ（大き目のビニール袋でも代用可能です）に40℃～50℃程度のお湯を入れ、中性洗剤を適量加えます。
さらに重曹を1/4カップほどを加えてよく混ぜます。

フィルターを浸けて、30分から1時間ほど置いておきます。

４．ファンの取り外し

フィルターだけでなく、ファン（プロペラ）も取り外せる場合は外します。こちらも同様に洗剤と重曹を溶かした液に浸けておきます。

５．換気扇本体の掃除

換気扇の内部や外部のカバーを拭き取ります。中性洗剤を含ませたスポンジやブラシに重曹を少量振りかけて、油汚れを重点的に掃除します。
細かい部分は歯ブラシを使うと効果的です。

また、強く擦りすぎると塗装が剥がれ、部品の破損やサビの原因になるので注意しましょう。

６．フィルターとファンの洗浄

浸け置きしていたフィルターとファンをスポンジやブラシで優しく洗います。頑固な汚れが取れない場合は、重曹を直接ふりかけて、ブラシで軽く擦ってください。

７．すすぎと乾燥

洗剤と重曹をしっかりとすすぎ、水気を切って乾燥させます。
乾燥させる際は、新聞紙やキッチンペーパーの上に置くと良いでしょう。

８．取り付け

乾燥したフィルターとファンを元の位置に戻し、しっかりと取り付けます。

９．試運転

電源を入れて、換気扇が正常に動作するか確認します。

メンテナンスの頻度

換気扇の掃除は、使用頻度に応じて1～3ヶ月に一度行うことが理想的です。
長期間掃除を行わないと、汚れが固まり取りづらくなってしまい、掃除に時間がかかってしまいます。

定期的に掃除することで、効率的な換気が維持され、寿命も延びます。

注意点

• 換気扇の部品を取り外す際は、力を入れすぎずに慎重に行ってください。
• 洗剤は中性洗剤を使用し、漂白剤や強力な化学薬品は避けてください。部品が傷む可能性があります。
• 重曹は環境に優しく、手肌に優しいため、安心して使用できますが、過度な使用は避けましょう。

まとめ

これらの手順に従って、換気扇の掃除を行ってください。
定期的なメンテナンスで、清潔なキッチン環境を保ちましょう。

富岳物産ではキッチンのリフォームも承っております。
キッチンやガス・水回りのお悩みをお聞かせください。
富岳物産のリフォーム